シロアリ消毒無しの増築部屋からシロアリが発生した件

シロアリ駆除でお馴染みの株式会社フューチャーフレームです。

今回はお客様が倉庫の様に使用していた3畳の増築部屋の床がシロアリ被害で抜けてしまった実例です。

築年数は30年以上経過しているで床下は勿論布基礎（土が剥き出しの床面）です。

その家屋の一部が増築された３畳の和室があるのですが、そこから大量のシロアリが発生してついには床が抜けてしまっていました。

増築箇所からシロアリが発生する原因の１つとして考えられるのが、増築をする際にその床下にシロアリ消毒をしないまま増築を開始してしまうケースです。

すると増築をした床下は暗くて湿気がありますのでシロアリが好む環境となり新築時に消毒された母屋より早くシロアリ被害が広がってしまったと考えられます。

当店のシロアリ駆除作業の手順はまず床下全体を点検するのですが、その際に他の母屋の床下も点検したのですがこれ程酷いシロアリ被害はありませんでした。

シロアリが食い荒らした土台にシロアリ薬剤を注入しました。（後日地元の工務店様が修繕をするとおっしゃってました）

一見シロアリ被害が無い様な大引きでも穿孔して薬剤を注入すると中がスカスカに食害されている事がわかります。

シロアリが再発しないようにシロアリ薬剤を土壌に散布する土壌処理を行いました。

築年数が古くても定期的に床下の点検を予防のシロアリ薬剤散布をしていればこれ程酷いシロアリ被害は回避できますので是非定期的なシロアリ予防をお勧めします！