千葉県を中心にシロアリ駆除のサービスを提供している株式会社フューチャーフレームの広瀬です。当店のブログで度々登場するタイル張りの浴室に発生するシロアリ被害問題について深掘りしていきます。
今回お伺いしたお客様宅の築年数が25年以上でやはり浴室は在来のタイル張りお風呂でした。
一見浴室内は綺麗に掃除されていて何ら問題が無い様に見えます。しかし20年以上経過したタイル風呂は目地の隙間や地震等でひび割れしたクラックからシャワーで流した水が浴室の下へ漏れ出す事があります。これこそがタイル張り浴室の寿命なのです。問題は、お風呂としての機能は果たせるのでそのまま使い続けてしまう点です。
例えばお風呂の給湯器が故障したらお湯が沸かせないので修理や交換をしますよね。
しかし、浴室のタイル目地が水漏れをしていてもお風呂として使えるので放置してしまうのです。
すると浴室の土台が濡れて徐々に腐っていきます。湿気を持ち腐った木部をシロアリは好みますのでタイル浴室の真下(土間)からシロアリが発生してしまうのです。
浴室の周りを床下から点検すると水漏れをしている事がわかります。ここで注目するべき事は浴室の周りから蟻道が作られていない事です。つまり浴室の真下の土間からシロアリが発生しているのです。
浴室の内側から発生したシロアリが湿気を求めてどんどん上に上がってきて浴室のドア枠をバリバリに蝕害してしまいました。
当店では床下に入る入り口をマスカーで入念に養生します。こうする事によって埃や薬剤の臭いでキッチンを汚す事を防ぎます。
床下シロアリ薬剤散布 木部処理を行います。当店では同時に防腐・防カビ処理も行います。
シロアリ薬剤散布 土壌処理を行います。シロアリ被害がない箇所も床下全体に薬剤を散布してシロアリの予防も行います。
シロアリは通常土壌の中に潜んでおり、家屋のコンクリート基礎を辿って土台木部を蝕害します。ですので基礎際は特に入念に薬剤を散布します。
シロアリ被害のある浴室周りの土台はシロアリ薬剤を注入する為に穿孔作業をします。
シロアリは木部の中の方から蝕害しますので、一見木部の表面が喰われていないように見えても木部の中はスカスカになっている事があります。ですので木部の中に薬剤を注入していきシロアリの駆除を行います。
シロアリ薬剤を注入した穴は木栓で補強します。
今回は浴室の真下の土間からシロアリが発生していましたので浴室のタイル目地に穴を開けてシロアリ薬剤を上から注入してシロアリ駆除を狙います。
蝕害されたドア枠も念の為シロアリ消毒を行いました。
弊社フューチャーフレームでは点検後にシロアリ被害が確認されても追加料金はかかりません。別の業者にシロアリ駆除の見積もりを依頼してその高額な料金だったが為にシロアリ駆除を先延ばしされていた方は是非一度当店にご相談ください。
詳しい施工料金は下記をご参照ください。
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