千葉県を中心にシロアリ駆除・予防のサービスを提供している株式会社フューチャーフレームです。
先日シロアリ駆除の依頼を受けたお客様宅の床下を点検すると、非常に多くのガラ(木の廃材やゴミ)が床下に放置されていました。
いつもの様に床下に入る点検口周りを入念に養生をしてキッチンが汚れない様にします。
築年数が25年以上ですと床下の構造が最近一般的になってきたベタ基礎(コンクリート)では無く、布基礎と言って土がむき出しの構造であります。
土がむき出しの布基礎は家屋の立地によっては非常に湿気を持ちカビが多く発生する事があります。今回はそのパターンで掲載写真にある様にカビが酷い状況でした。
シロアリは湿気やカビを好みますので、一般的にはベタ基礎より布基礎の方がシロアリが発生しやすいです。
さらに床下の奥へ奥へ移動して点検をしてましたら、玄関の床下の周辺に多くの木の残骸が放置されていました。恐らく過去に玄関をリフォームした際に業者が見えない床下に捨てていったものだと推測されます。床下の湿気と腐った木材には案の定シロアリが付着して腐った木を餌にして繁殖していました。
さらに驚いたのはお客様がキッチンの床下に置いておいたある物にシロアリが巣を作っていたことです。そのある物というのは、百均で良く売られている発泡スチロールで出来た軽量のピンク色のブロックです。恐らくキッチン収納庫を開けて床下を物置の様に使う為に板とピンク色のブロックを置いたのでしょう。発泡スチロールでできたこのブロックは地面と接している箇所がより湿気を持ち、さらにある程度熱も保ちますのでシロアリにとってみたら『パラダイス』の様な環境になる訳です。
当店側で木材の残骸やピンクブロックを床下から撤去をして綺麗にしてからシロアリ薬剤を散布してシロアリ駆除と予防を行いました。
築年数が25年以上の家屋は床下が布基礎である事が一般的ですので、シロアリが発生してしまっている可能性も高くなります。当店では築年数やシロアリ被害の有無で追加料金が発生しません。過去に大手シロアリ業者でお見積もりをして高額だった為に床下の消毒を諦めてしまった方は是非一度当店にご相談ください。
それではまた、床下ブログでお会いしましょう。
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