千葉県を中心にシロアリ防除施工(シロアリ予防)・シロアリ駆除のサービスを提供する株式会社フューチャーフレームの広瀬です。
今年の5月に床下から大量の羽アリが発生して調べたら「ヤマトシロアリの羽アリだ!」とわかって慌てて大手シロアリ業者に下見&見積もりを依頼されたあなた!
その見積もりの高さに驚いてシロアリ駆除を躊躇されているのではありませんか?
そんな方は是非当店のHPをご覧になって一度お問い合わせください。
さて、今回は床下面積が100平米以上ある立派な和風邸宅のシロアリ駆除を行なってきましたので皆様とその様子を共有したいと思います。
築年数が25年以上ですと通常床下が土(布基礎)であることが多いのですが、今回のお客様宅はしっかり床下全体にコンクリートを施工したベタ基礎でした。
当時ベタ基礎はあまり普及していなかったので、建築コストが余計にかかったはずです。湿気も少なく済み、基礎が強固になるのでお金をかけた甲斐があったと思われます。
この様にしっかりとしたベタ基礎床面に基礎と極太の土台です。家屋の耐震性能はすこぶる良いと判断致します。
しかし、しかしですよ… 水廻りの浴室は在来のタイル張りの浴室でどんなに高級感がある立派な浴室でもタイル目地のほんの少しの隙間からシャワーや湯船の水が漏れ出して浴室を支えている土台を腐食してしまいます。
これは床下から浴室の土台を点検した写真です。水ジミが見えます。
しかも良く観察すると水ジミの箇所からシロアリが運んできた砂や糞で形成された蟻道が見えました。
いつもの様に床下の侵入口は入念に養生をします。今回は和室の畳をあげて床下に入るパターンでした。
まずはシロアリ被害が無い箇所にも入念にシロアリ薬剤を散布してシロアリ予防を行います。この散布した薬剤がベタ基礎に定着して5年間シロアリ予防の効果を発揮します。
シロアリ被害がある浴室の土台にはドリルで穿孔作業を行いシロアリ薬剤を注入する準備をします。
土台の表面はボロボロになって無いので一見シロアリ被害に遭っていない様に見えますが、実は土台の中がシロアリに喰われスカスカな場合があります。この様にシロアリ薬剤を注入する事で木の中に入り込んだシロアリの駆除と予防を行います。
注入した穴は木栓を使って補強します。
浴室の室内からもタイル床面やタイル壁面の目地にドリルで穴を開けてシロアリ薬剤を注入します。
注入した穴はコーキング材で穴埋めをします。
今回の様に床下がベタ基礎でしっかりと調湿対策がされていても、水廻りの浴室がタイル張りのお風呂ですとその土台が湿気を持ち長期間放置すると腐り始めます。シロアリは湿気を持って腐ってしまった木部を好みますので浴室の土間からシロアリが発生してしまうのです。
5月に浴室から羽蟻が発生したという場合はできるだけお早めに当店にご相談ください。
詳しい施工料金はこちらです。
それではまた、床下ブログでお会いしましょう。
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