みなさんこんにちは、5月に入り関東でもヤマトシロアリの羽アリが群飛してその羽アリの数と気持ち悪さに驚いたお客様から予約が殺到しております。シロアリは湿気の多い水回り、玄関、或いは外壁の雨漏りがあった箇所、いずれも湿気の多い場所に発生して家屋を蝕害します。
ヤマトシロアリの羽アリの画像です。首元がベージュ色をしていて羽が黒く細長いのが特徴です。4月中旬〜5月にかけて床下から出てきます。この羽アリを見たらとにかくすぐに最寄りのシロアリ駆除専門業者にご相談ください。
そして今回のタイトルにもなっている「在来のタイル張りの浴室の寿命」についてですが、数多くのタイル張り浴室の床下を見てきましたが、築年数20年以上経過するとほとんどの浴室の土台が水漏れで腐っています。そしてタイルの壁と外見の間にある木部も腐ってしまいシロアリの被害に遭っている事が多々あります。
↑↑↑タイル張りお風呂とはこの様なイメージです。
これらの写真はタイル張りのお風呂の土台を床下から点検したものです。水が浴室から漏れ出して水染みになり腐ってしまっているのがお分かり頂けます。通常在来のタイル張りのお風呂の真下は土間になっていて入る事ができません。今回のケースでは点検ができる浴室土台周りからシロアリが発生しておらず、浴室土台の内側からシロアリが発生しておりました。これは非常に厄介な状況で、せっかくシロアリ薬剤をタイルの壁に注入しても、そのまま浴室を使い続けるとまた水が外に漏れ出して注入したシロアリ薬剤が薄まりその効果が早く薄れてしまいます。その結果またシロアリが発生してしまうという負のスパイラルに陥ります。
それでも毎年5月になると羽アリが発生してしまいますので、とりあえずの対策としてまず、タイル目地にコンクリート要のドリルで約4mmの小さな穴を開けてシロアリ薬剤を注入する準備をします。
機械の圧でシロアリ薬剤をタイルの壁内に注入して行きます。
一番の対策としては、タイル張りの浴室からシロアリが発生してしまった場合は、もうお風呂の耐久年数(寿命を迎えた)と理解して浴室のユニットバスへのリフォームを検討されるのも一つの手です。当店では5年の保証がつきますので、その保証期間内に浴室のリフォームをされる場合は、タイルのお風呂を解体している作業工程の際にご連絡頂ければ無償にて浴室内のシロアリ消毒を行なっております。リフォームの工程で腐った木部を交換して、シロアリ薬剤を浴室土間に散布して、その後コンクリート土間を打ってユニットバスを設置すれば安心です。
当店ではこの様に既にシロアリ被害があっても、築年数が古くても追加料金はかかりませんので是非一度ご相談ください。
それではまた床下ブログでお会いしましょう。
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