シロアリ駆除でお馴染みの株式会社フューチャーフレームの広瀬です。床下職人がシロアリの予防やシロアリ駆除の様子をブログで発信しています。今回は築年数50年のお客様宅にシロアリが発生した!との事で早速行って来ました。
当店の作業ルーティンはまず床下に入って床下全体を点検する事から始まります。
今回の床下の侵入口は押し入れの床ベニアを長方形にカットして入りました。押し入れやお部屋が汚れない様にしっかりとマスカーとブルーマットで養生します。
床下はいわゆる布基礎(土壌剥き出し)で、場所によってはかなり湿気がありました。
奥のお部屋へ移動すると外基礎の土台がシロアリに蝕害されてスカスカになっている箇所を発見しました。上記の写真をご覧頂くとわかるのですが、土台がシロアリに喰われていて蟻道が見当たりません。これは過去10年以上前に別のシロアリ業者がシロアリ駆除をして蟻道を削り取ったからです。この箇所にシロアリは再発していませんでした。
しかし、お客様が「和室の柱からシロアリが出て来た」とおっしゃっていましたのでその真下の束を確認したら、それはそれは大きな蟻道が形成されていました。この蟻道を壊して見ると大量のシロアリが出て来ました。
削った蟻道をアップにすると白色のヤマトシロアリ達が確認できました。
その他にも数箇所蟻道があり、どれも木製の束を攀じ登って大引きまで木部を食い荒らしていました。
それではシロアリ駆除と床下全体のシロアリ予防の開始です!最新の動力噴霧器を使います。
シロアリは木部の内側から蝕害しますのでインパクトドリルで穿孔作業をします。
シロアリ薬剤を注入してシロアリの駆除を行います。
床を支える大引きにもシロアリの被害が広がっていたので、大引きにもシロアリ薬剤を注入します。
シロアリ薬剤を土壌に浸透させる様に木製の束の周りに散布します。
シロアリ薬剤を注入した穴には木栓で蓋をして補強をします。
その他、シロアリ被害がないお部屋にも床下全体にシロアリ薬剤を散布してシロアリの予防も行います。この散布した薬剤が土壌に付着して5年間シロアリ予防の効果を発揮します。
入り口まで全てシロアリ薬剤を散布したら完了です。
施工後にお客様からお話をお伺いしたのですが、当店にシロアリ駆除作業を依頼する前にホームセンターのチラシで知ったシロアリ業者に見積もりをしてもらったそうです。その額がシロアリ駆除と床下の湿気対策をして合計78万円だったそうです。当店と比較するとなんと10倍の価格差がありました。今回の床下面積が60平米でしたので当店でシロアリ駆除と床下の防腐・防カビ処理をして施工金額は税込78,000円です。この差はどこからくるのか?それは当店では高級取りの営業フタッフによる営業活動や不要な広告を行なっておらず限りなく不要な経費を削った企業努力の差だと考えて頂ければ間違いはないと思います。
シロアリ駆除が高額な為に諦めていた方は是非一度当店にご相談ください。
それではまた床下ブログでお会いしましょう。
詳しい料金はこちら
↓↓↓
コメント