シロアリ駆除をご検討の皆様、こんにちは!床下職人の広瀬です。千葉県を中心にシロアリ駆除・シロアリ予防のサービスを提供しております。今回は築年数が50年程度の歴史ある家屋のシロアリ駆除を依頼されたので早速行って来ました。
当店では事前の下見や見積もりをすると言う営業活動をしない代わりに、その営業コストや広告費を限りなく削りお客様に料金面で還元ができる仕組みを構築しております。その結果、1階の床下の平米数が分かれば即時見積もりができるシステムです。当店で唯一追加料金がかかるケースは1階の床下が全てフローリングで床下に入る点検口や床下収納庫がない場合です。その場合は点検口を作成する大工工事が必要になります。
当店では一般リフォームも行っており床下の点検口作成も自社で可能です。点検口作成を1箇所作成する費用は税込18,000円です。これはシロアリ駆除・予防の料金には含まれない作業ですので、追加料金としてかかる費用となります。
さて、今回のシロアリ駆除依頼に話を戻しましょう。当店では事前の下見をしないので実際に現地に行ってみると予想外の作業が必要なケースもあります。特にお客様がご両親から受け継いだ家屋の場合、家屋が古く図面が無かったり、お客様が家屋に対する情報を良く知らない事があります。で、今回が正にそのケースだったのです…
まずは床下点検口探しです。お客様もどこに点検口があるか知りませんでしたので、結局和室の畳を上げて、その下の荒板をカットして床下に入る形になりました。もちろん和室の簡易的な点検口作成に追加料金はかかりません。
さらに床下に入り点検を開始すると、和室から隣の部屋へは基礎で区切られている事がわかりました。ここはお客様との話し合いで、基礎を削って奥の部屋に行けるように人通口を作成する事になりました。
ここで鬼の削り工事です。築年数が50年と言えどもかなり頑丈な基礎ですからパワーと時間がかかります。この特殊工事にも追加料金は頂いておりません。(床下の狭さや削る箇所の数によっては今後追加料金をご請求するケースも出てくるかも知れませんが要確認です)
結局、基礎の奥が階段の下になり、さらに基礎で区切られていたので、2箇所削る形になりました。
そして奥のお部屋に行くとジャンジャンシロアリの蟻道が発見されました。
これらが床下の地中から基礎や木製の束を辿って作られたシロアリの蟻道です。床下が布基礎(土)で湿気がはなり発生していたのでシロアリが発生し易い環境であったのは確かです。
早速シロアリ駆除作業に取り掛かります。シロアリは木部の中から蝕害するのでドリルで小さな穴を開けてシロアリ薬剤を注入して行きます。
シロアリ薬剤注入
もちろん土壌処理としてシロアリ薬剤を地面に染み込ませるように散布します。
シロアリ被害かない箇所もシロアリ予防の為にシロアリ薬剤を床下全体に散布します。
玄関も土間になっており湿気が溜まりやすいので玄関タイル目地に穿孔作業をしてシロアリ薬剤を注入します。
今回はなんだかんだで色々イレギュラーな作業もあり、シロアリ被害箇所も多くあり駆除にも時間がかかりましたが、当店では50平米〜59平米まで 税込65,000円ですので今回も追加料金なしでこの料金で作業が完了しました。
過去にシロアリ駆除の見積もりが高額で諦めていた方は是非一度当店にご相談ください。
それではまた床下ブログでお会いしましょう。
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